なぜ


  

  


★なぜアレルギーが増えたの?

アレルギー性疾患は過去数十年の間で毎年20%増加しているといわれています。

原因の一つに最近の住環境では高断熱、高気密を特徴とした家が多くなってきていることです。

エアコンによって冬でも20℃、夏でも25℃と住みやすい住空間を創っています。

以前、ダニの分解写真を撮るためにダニを4月頃から飼っていました。通常ホルマリンで殺して写真を撮るのですが、自然に死ぬのを待っていました。ダニが死んだのは寒くなってきた11月でした。

暖房で室内の温度を維持する家庭でしたらダニは生き続けられたと思います。

戸外では森林環境の変化によってスギ、ヒノキなどの花粉が異常に発生しています。

コストの面で国産よりも外材が多くなり、スギ、ヒノキの消費が少なくなり、その分花粉が多く発生します。

それだけではなく、中国の発展により有害物質が偏西風にのって黄砂とともに日本に飛来します。

花粉症に影響しているのではないかと思われます。

  


★最近の住宅事情

日本の木造住宅は長い歴史があります。

奈良法隆寺、京都東寺、京都本願寺、静岡臨済寺、静岡久能山東照宮など古い寺社を思い出しますが400年以上たった民家も多く残っています。

しかし高気密、高断熱の工法が採用されて主流になったのはここ20年程のことです。

壁や小屋裏を断熱材で埋め尽くして室内側にはポリエステルの機密シートを貼り、柱の外側には構造用合板を貼る。

こうして呼吸のできない壁と小屋裏が出来上がりました。

外壁には防水膜が塗装され壁の内側には湿気がこもってしまい結露が発生したりします。

多湿により結露が発生して、カビが発生してダニが繁殖します。 ダニは湿度70%以上になるとさらに発生しやすくなります。


及ぼす影響
屋根・外壁材 ワラ、木 セメント、金属、窯業製品、タイル 一年中快適な温湿度で生活ができるが、その分ダニの発生も多くなった。
エアコン ない あり
断熱材 ない 気密性の向上 結露が酷くなった。ダニ・カビの発生が多くなった。
窓ガラス 窓が大きい 窓が小さい 風通しが少ない
基礎 必要最低限の簡素な基礎 複雑で丈夫な基礎 風通しが悪くてシロアリ発生


結論 現在の工法はいろいろな問題が多い。